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<概略>
京都大学の問題は、英語は東大よりも難しいと言われるくらい最高難度の問題ですが、問題を解答していく過程で思考力が鍛えられる非常に良質な問題で「思考力鍛錬の最高の修行場」だと思います。それぞれの問題が求めている技術を高めていきつつ、すべての問題に通じる「論理的思考力」を練り上げていくことが京都大学の英語を攻略する鍵です。
〇大問は4つ
<大問1と2>
例年和訳の問題が3題出題されるがそのうちの1つが一橋大学のような「説明問題」、あるいは私立のような選択式の空所補充問題になることもある。
和訳の問題は、省略が起きていたり、修飾関係が難しくなっていたり、構造分析力が試されるパターンと、下線部とは関係のない部分と照合することで意味がわかる読解パターンと2種類ある。
説明問題は、下線部の他との照合を行うことで説明しやすくなる。一橋の英語は説明問題がメインなので解き方も英文の難しさも酷似しているので練習に最適である。
<第3問>和文英訳問題
5行くらいで与えられた日本語を英語にする京都大学の特徴的な問題。またこれが非常に厄介である。どう厄介かというと「失敗を重ねることで円熟味が増す」「転ばぬ先の杖」などことわざやこなれた日本語がこれでもかというくらいに出てくる。「えっこんな英単語知らないんだけど、、、」というのが大半の受験生の率直な感想だと思う。英単語力を強化することは重要だが、おそらく京都大学は「難単語を覚えてこい!」と言ってるわけではなく、一見難しい表現を「うまく表現しなさい」という受験生の想像性試していると思う。
ここで大事なことは「和文和訳」する力。和文和訳とは、日本語をもっと簡単な日本語に置き換えてそれから英語にしてみること。たとえば円熟味が増すなら、人として成長するとか、精神的に成長するなど言い換えると表現できる。まずこのトレーニングをしてから英語を書く練習をしていくと表現力がぐっと上がり、英作文自体も楽しいプロセスになっていくと思う。
<第4問>自由英作文
年度により異なるが、テーマに対する意見とその理由を100語くらいで書く問題。英検2級で見るようなオーソドックスな自由英作文で京都大学にたどり着く頃には簡単に書けると思う。
〇記述形式の問題(たまに小問で選択式の空所補充問題がでることもある)
私立大学の問題を解くだけでは到底解けるようにならない。日本語も英語も「書く」練習をしっかり積む必要がある。
〇難易度…超難しい
が、一つ一つが読み応え解き応えがあるのでだんだん新しい問題に挑戦することが楽しくなると思う。「論理的思考力の最高の修行場」と位置付けると京都大学の問題は違った見え方がしてくると思います。
第1問
問1 下線部和訳
The more 'stuff' we have to think about and focus on, the less time we are able to devote to each particular thing. People are quick to blame the internet for this reduced attention span, but while social media certainly plays its part, it is not entirely to blame.
<ポイント>
①有名なthe 比較級~, the 比較級…の構文。今回は反比例で「増えれば増えるほど減る」。前後の脈絡からstuffは「情報」と訳す。
②this reduced attention spanは、名詞表現だが「誰が何をどうした」という節の形式で訳した方が日本語がわかりやすくなる。「この減らされた注意時間」→「このように注意を向ける時間が減ってしまったこと」と訳す。
③指示語の内容を的確に見抜く
play its part のitsはthis reduced attention span、it is not entirelyのitはsocial mediaを指していてこれを間違えると和訳どころか文意も間違える。
④not entirelyは部分否定「~というわけではない」「~とはかぎらない」
<解答例>
我々が考えたり注目すべき情報が増えれば増えるほど、個々の情報に集中しながらかけられる時間は減ってしまう。このように注意を向ける時間が減ってしまうことをすぐにインターネットのせいにする人もいるが、たしかに間違いなくSNSがその一つの要因であるとはいえ、そのすべての原因であるとはいえまい。
問2 下線部和訳
It isn't that our total engagement with all this information is any less, but rather that as the information competing for our attention becomes denser our attention gets spread more thinly, with the result that public debate becomes increasingly fragmented and superficial.
大問1の中で一番難しいと思われる問題。京都らしさを感じる問題。
<ポイント>
①it is not that A but that B
有名な構文だが知らないと和訳がくずれてしまうかもしれない。「AだからではなくBだからだ」と理由を説明する構文。not A but BになっているのでBが本質的な理由であることを強調したい時に使う。ちなみにitは漠然と前述の内容を受けている形式主語のitであり訳出しないこと。
②our total engagement with aii this informationの訳出
「これらすべての情報との我々の関与の総量」
③any lessの訳出
lessはlittleの比較級で「より少ない」anyは否定の強調的な意味合いで使われている
「少しも減ってはいない」
④information competing for our attentionの訳出
competingはinformationを修飾している現在分詞。forは目的追及。我々の注意を競っている情報では意味が通じないので、「競うように奪いあう」というニュアンスで訳す
<解答例>
「我々のこれらすべての情報との関わりが全体として減ってしまったわけではなく、我々の注意を奪い合う情報がより濃密になるにつれて、我々の注意が薄く広く拡散してしまっている。その結果として、社会的議論がますます断片的で表面的になってしまっている。」
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