2024年で大きく変わった!
<大きな変更点は3つ>
1つ目はリスニングが消えたことです。リスニングが苦手な生徒には朗報です。受験生の思考力をより測るために英作文や読解問題の配点をあげたようです。
2つ目は英作文の形式が変わりました。2023年は絵画を英語で説明する問題でしたが、複数のトピックから好きなものを選んで100語から140語の作文を作る形式になりました。
3つ目は超長文から少し短い長文2題になりました。総合した時の語数は同じくらいですが1つに集中して読めるので取り組みやすくなったと思います。
<長文読解問題について>
第1問はいわゆる国立大学の問題らしい「記述型」の問題です。解きなれていないと難しく感じるかもしれませんがオーソドックスな説明問題です。読めていれば解答しやすい問題です。
第2問は客観式の問題で空所補充は難易度も標準的なので私立の問題で解きなれていればそれほど難しくないと思います。ただ整序問題は昔からでていますが苦手な受験生が多いと思います。選択肢の数が15こと多く、置き場所に困る「トラップ」単語が2024年の問題は2つともあります。
<一橋整序問題の攻略>
①整序能力を高める
肢が15もありますが選択肢の品詞に種類分けすると5つくらいのグループに減らすことができます。この段階で問題がある生徒はもっと肢の少ない問題で練習をする必要があります。おすすめはセンター試験の過去問です。共通一次試験のころからずっと出ていますし、良問揃いなので練習には最適です。本試験の問題を全部解き終える頃には飛躍的に整序能力が上がっていると思います。助動詞の後には必ず動詞の原形が来る、接続詞の数-1つ節が来るなど「品詞に関するルール」を先に覚えましょう。
②前後との関係つかむ読解力を鍛える
2024年の問題はどちらも前に言い換えがあります。1問目は選択肢に「a」と「the」が両方あり逆につけてしまう可能性が高い問題ですが前文の言い換えに気づくとtheをつけるべき単語がわかるようになっています。2問目はnotをどこに置けばいいか迷う問題ですが、前文が肯定文で並び替え対象の文が同じことを否定文にしていることに気づけばnotの位置が決定できるようになっています。
問題の設計図を見抜き、自分がどの能力が足りていないのかを把握し、適切なトレーニングをすれば必ず突破口が見えてきます。私が指導する場合は問題の解説だけではなくその設計図を解き明かし生徒が足りない部分の練習メニューを考案していきます。
