その1 読書の力
今日、動画が一つの文化として隆盛し、活字が読まれなくなっています。たしかに、手軽で、気楽に見られる動画ですが、受動的な情報では脳があまり使われず、鍛えられません。
読書の大切さを再認識してもらいたいと思っている私ですが、実は、読書は大学生になるまでほぼしたことはありませんでした。「読解力」という言葉は聞いたことがありましたが上の写真にある本「読書力」という聞きなれない言葉に興味を持ち、読みました。読んだ率直な感想は、、、
「読書って超重要じゃん!」
有名な斎藤孝先生の著書「読書力」では、読書の重要性が熱く語られています。一説を紹介します。
「私がひどく怒りを覚えるのは、読書をたっぷりしてきた人間が、読書など絶対にしなければいけないものではない、などと言うのを聞いたときだ。」「若者に読書をしなくてもいいという大人は、自分の後から来る者たちが読書習慣を持たずに無知のままでいれば、自分が優位に立てるとでも思っているのであろうか」
この本に出会い、私に一つの習慣ができました。「暇なら本を読む」です。大学まで1時間半ほどかかりました。往復3時間です。普通ならすごい無駄な時間なんですが、私にとっては「読書タイム」でした。200ページくらいの本だと2,3日で読み終わります。とても有意義な時間に変わりました。読書をしてこなかった私は、失われた時間を取り戻すかのように、読書をし続けました。年間100冊という目標で本をたくさん読みました。
読書から得られる効用はたくさんあります。その本に書かれた知識、読解力、思考力、漢字の知識、文章の書き方など、様々なものが得られます。受動的な情報では得られない能力です。頭を能動的に動かして得られるものは少し疲れはしますが、その効用の大きさに比べれば小さな疲れです。
中学生や高校生ははじめは肩の凝らない楽しいものや、短いものから始めれば十分です。太宰治の「走れメロス」は20ページくらいですが面白いですね。ある程度の長さの文を初めて読破できた時の達成感は、大きく、自信にもなります。
読書はまるで自分だけの家庭教師のように、知識を与えてくれ、読解力や思考力も鍛えられるので若い時から、身に付けたい習慣です。
読書は静かだけど、確かな力を与えてくれる習慣です。動画の時代だからこそ、あえて本を開いてみませんか?あなたの未来を変えてくれるかもしれません。
