メリットを最大化させる
中高一貫のメリットは、高校入試がなく伸び伸びと勉強できるということが挙げられますが、これがデメリットになってしまうことがすくなくありません。高校入試はプレッシャーがかかる分必死に勉強に取り組み、ストレスがかかった大根が甘くなるように円熟していき、その結果学力が飛躍的に伸びます。一方私立の中学生はそのストレスがない分、せっかく中学入試で学力が向上したのに、そこでバーンアウトし、学力向上どころか、公立中学生の学力に負けるということもなくはない話です。
私は、せっかく受験頑張った中学生たちにこんな思いをさせたくありません。伸び伸びと学力を向上させてあげたいと考えています。そのための3つの柱を提示したいと思います。
- 定期テスト対策
- 英検
- 高校英語に好きに取り組む(大学入試を見据えた先取り学習)
まず定期テスト対策ですが、わりと苦戦している子が多い印象です。原因は頭が悪くてついていけないのではなく、取り組むタイミングが遅かったり、普段の授業の受け方に問題があります。定期テスト1週間前という言葉がありますが、これは部活動が停止になり本業である学業に専念させるための学校側の最低ラインのシステムであって、ここのタイミングでテスト勉強を始める号令ではないということを知ることが大事です。成績のいい子たちは「3週間前」から準備に入っている子が多いです。特に英語と数学はテストに関係なく日ごろから取り組んでおくとテスト前は他の科目だけやることで総合的に点数が上がります。
定期テストは「何」を「いつまで」に「どう」勉強するかを意識して取り組み、テスト後は徹底的に「分析」する。そのような過程を通じて、大学入試のような難関な試験に取り組む準備が着々と出来上がります。
次に英検ですが2021年の立教大学が英検準1級をデフォルトにし始めたあたりから、大学入試で英検利用入試がブームになっています。今まで2級が評価対象でしたが、難関校は「準1級」が当たり前の時代になるかもしれません。中学生の段階で準2級や2級を取得することで、高校生になった時の準1級の取得がしやすくなるのは言うまでもありません。英検は語彙、文法、構文、読解、作文、リスニング、スピーキングと総合的に英語力を鍛える必要もあり、英語力向上に非常に優れた効果がありますので果敢に挑んでいってほしいと思います。
最後に、大学入試の先取り学習についてですが、中学生でやる「不定詞」や「分詞」などの単元は実は高校でも扱います。中学生には教えなかったものを高校で扱う、いわばグレードアップしてでてくるわけですが、中学で習う内容の延長戦上に存在するものです。であれば、中学文法がマスターできている子に出し惜しみをする必要はなく、どんどん教えていけば大学入試の準備がどんどん加速していきます。公立中学生には高校入試ででないものを教えると「無駄」な感じや「今はそれどころではない」と感じるかもしれませんが、私立の子たちにとってみればこれをやることが私立に通う「利益の最大化」ではいかと考えています。
私は長年の指導歴の中で中学英語も熟知していますし、大学入試も熟知しているので、これを最大化させられる先生であり、塾の大きな役割と考えてもいます。
まずは目の前の成績をあげつつ、英検や大学入試など先を見据えた指導もできる稀な塾としてもやっていきたいと思います。
