対立ではなく両輪をなすもの
センター試験から共通テストに名称が変わった2021年に英語の傾向はがらりと変わりました。
80分4300語から80分6000語に、、、
試験時間は変わらないのに、語数が異常に多くなり速く読んで解かなくてはいけなくなりました。すると世間では「多読」「速読」と叫ばれ始めました。
しかし、速さや量だけで共通テストを攻略できるのでしょうか?
車の運転でたとえると、高速道路でも運転できるように速く運転することも覚えなくてはなりませんが、いきなり教習所で高速運転の練習はしませんよね?まずはゆっくり運転する技術を習得していくはずです。そうでないと運転技術を習得する前に事故を起こしてしまいかねない。
英語も1文1文を読めない段階で、速く読めば雑になりますし、多く読もうとしても「意味がわからないもの」の連続で脳は嫌になると思います。
基本に立ち返りましょう。
車の運転もスポーツも速さの前に「正確さ」を身に付けるはずです。もちろん正確でも遅ければ道路で運転することもできませんし、スポーツならディフェンスに止められてしまうと思います。
正確さを身に付けたら「速さ」を身に付けていきます。それを身に付けるのに、頭の良さと言われることもありますが、飛びぬけた頭の良さは必要ありません。
大事なことは「同じ動作の反復」です。何度も同じことをやっていると慣れてきて速くなります。
精読VS多読の議論は、不毛なのです。なぜ精読している人が多読をしないという発想になるのかわかりませんね、、、精読してから多読もする。つまり両方のいいとこどりをすればいいのです。
正確に理解した英文を繰り返し素早く音読をしていきます。そうすることですらすら訳が浮かんでくるようになります。
はじめは、初見の英文は訳せないかもしれませんが、見たことある英文さえ訳せるようにしていけば問題ありません。近い将来「あれ、今日は英語の意味がわかる」という時が必ずきます。
手を伸ばせば届くものではないからこそ、価値があります。手に入れた力が役に立たなくなる時代がくるかもしれません。ただその過程で得た経験は死ぬまで残ります。
「今変わる」ことができる人だけが「未来を変える」ことができます。やるかやらないか迷ったらやってみよう!
